開かずの踏切になっているところの遮断器を無理やり上げて、
線路を横断しようとした男性が、電車にはねられて亡くなった、
という事故があったようである。
確かに、開かずの踏切というのは嫌なものである。
一度巻き込まれてしまうと、なかなか線路の向こう側に移動できない。
急いでいるときなど、イライラしてしまった仕方が無いだろう。
だから、この亡くなった男性の気持ちはよくわかる。
しかし、さすがに遮断器を上げてまで渡ろうとするのは
ちょっとどうかと思ってしまう。
あまりに迂闊な行動であると言えるだろう。
そのせいで、自らの命を絶つことになってしまったのだ。
また、この事故により、かなりの列車遅延を引き起こした形に
なってしまったと思われる。
遺族の方々も、男性の葬儀の手配と、鉄道会社とのやりとりとで、
かなり疲弊してしまうことが想像できる。
遮断器を上げて横断しようとする、ということは、この男性は
徒歩であったのだ。
徒歩なら、迂回して渡れる場所を探すことも容易だったはずだ。
それを怠り、待ち時間にも耐え切れなかったので、
このような事故につながってしまったのである。
不幸な事故であることは間違いないし、気持ちこそよくわかるのだが、
もう少し堪え性があれば良かった、と思える事故だった。